~基金助成申請審査~「運用委員のつぶやき」

 9月11日、2024年度の100円基金助成申請の審査がありました。

審議会に参加するのは委員会に入って初めてのことでしたが、実際に申請者と対面しお話を聞かせて頂くことで、この基金の大切さをより一層強く感じることが出来ました。

申請者の多くがグリーンコープの会員さんということもあり、子育て支援や安全な食に関するご要望がたくさんありました。女性目線のお話は共感できる所が多く、申請者の切実な思いが伝わってきました。

進行していく中、お弁当を提供すればするほど赤字になってしまう問題も議題に上り「収支が見込めない事業に関しては、委員会の負担が大きくなってしまう。今後見直す必要もあるのでは?」といった新たな悩みも出てきました。

物価の高騰等で運営を続けていくのが厳しい事業が増えているのは残念ですし、今後新たな改善策を提案していく必要があるのかもしれません。

そんな状況の中、グリーンコープの組合員さん一人一人が出資した100円が、多くのこども達や母親が必要としている事業の継続を支えていることは、とても心強いと感じました。

基金運用委員会の活動について、今までは想像でしかわからなかった部分も多かったのですが、今回審議会に参加させて頂き、基金の具体的な活動を肌で感じることが出来ました。貴重な場に参加させて頂き、ありがとうございました!

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